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公開日:2018.11.15
こども自然公園第1駐車場
拡張工事で混雑解消へ
70台超増 花見期前の完成めざす
「こども自然公園」(大池町)の第1駐車場でこのほど、拡張工事が始まった。花見期などの混雑解消を目的としたもので、横浜市では今年度中の完成を目指している。
同公園は1972年に開園。46万平方メートル以上の面積を有する市内最大級の広域公園で、遠足や野外活動をはじめ、近年は相鉄グループ主催の大型イベントの会場になるなど、区内外からも多くの来園客が訪れ、賑わいを見せている。
現在工事中の第1駐車場付近には約1000本の桜が植えられた桜山があり、開花時期には多くの花見客で駐車場が混雑することが課題になっていた。管理する横浜市環境創造局によると、「駐車場の混雑に伴って周辺道路も渋滞してしまい、地元から解消を求める声もあった」と明かす。
市ではこれらの現状を受けて今年2月、管理事務所があった第1駐車場に隣接する敷地を臨時駐車場として整備。花見期やイベント開催時などの繁忙期には臨時開放し、混雑解消に役立てていた。現在は工事中の第1駐車場に代わって、常時開放されている。
拡張工事後、第1駐車場と臨時駐車場はつながり、新たな第1駐車場として一体的に整備。出入口も一カ所にまとめられる。これにより、園内にある第1〜3を合わせた公園全体の駐車場台数は、従来の371台から443台に増設される。
また今回の工事に伴って、第3駐車場の電気設備の改修が行われるほか、第1駐車場から桜山につながる階段に手すりも設置されるという。
市では今後目指す同公園のあり方について「従来どおり豊かな緑を保全しながら、公園としての新たな魅力を創出していきたい」としている。
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