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公開日:2019.02.07
希望ヶ丘小希望が丘商店会
街の清掃に取り組み10年
のべ1000人が参加
希望ヶ丘小学校(平野成昭校長)の児童と希望が丘商店会(青井純子会長)が協力して取り組んでいる「おそうじプロジェクト」が1月30日、希望ヶ丘駅周辺で行われた。今年で10回目となる同活動。毎年、3年生の児童が参加し、10年でのべ1000人が街の清掃に取り組んできた。
ごみ拾いで地域貢献
「おそうじプロジェクト」が始まったのは2010年から。当時、希望ヶ丘小の3年生を担当していた教諭から希望が丘商店会に「自分たちの住んでいる街にお礼がしたい、盛り上げたい」と相談があったことがきっかけとなった。清掃活動が行われるのは、毎年この時季。3年生の授業の一環として、児童が商店会会員と一緒に街を歩きごみを拾う、冬の恒例行事となった。平野校長は「いつも学校の活動を支えてもらっている商店会に貢献できれば。子どもたちの『地元愛』の気持ちにもつながると思う」と活動に対する思いを話す。
今年の清掃活動は1月30日に実施。3年生3クラスの児童78人が8班に分かれて街を歩き、それぞれが手に持った袋にごみを集めた。児童らは「たばこの吸い殻が多かった。ポイ捨てはやめて欲しい」「商店街にごみを捨てないで欲しい」などごみに対する思いのほか、「商店街を掃除するのは楽しい」といった活動についての気持ちを話した。活動の立ち上げから参加している青井会長は「今年で10回目の節目となりました。10年でのべ1000人がごみ拾いに参加してくれているのは、とてもすごいこと。これからもこの活動を続けていきたい」と思いを話す。
年間通し商店会学ぶ
同校3年生の児童は今年度、商店街の清掃活動だけでなく、年間を通し希望が丘商店会を学ぶ授業に取り組んでいる。これまでの授業の中で「商店会にはどんな店舗があるのか」を調べたほか、商店会の「ポスター」「地図」「キャラクター」などの制作を行っている。また、1年間の学習のまとめとして3月5日(火)には、商店会会員や保護者を招いた発表会も予定されている。
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