旭区内で活動している、音訳ボランティア団体「なみの会」(木村みさ枝会長・会員数16人)がこのほど、厚生労働大臣表彰を受賞。11月22日、東京・港区のメルパルクホールで表彰式が行われた。
「なみの会」の設立は1981年11月。以来38年に渡り、視覚に障害のある人に向け、新聞や雑誌などを音訳した「情報ガイド」の製作を続けている。同会は旭区福祉保健活動拠点「ぱれっと旭」を拠点に活動。毎月、各会員が約60分にまとめた音訳データを持ち寄り、1枚約9時間のCDに編集。できあがったCDは、旭区視覚障害者福祉協会の会員約40人に配布されている。
今回の受賞は、30年以上に渡りこの活動を継続してきたことが評価された。木村会長は「デジタル化が進んだ時は、パソコンを使ったこともなかったので大変でした」と振り返り、「このような表彰を受けられたのも、社協の皆さんの協力があってこそ。これからもリスナーに寄り添った活動を続け、新しいリスナーや一緒に活動する会員を増やしたい」と思いを語った。同会への問い合わせは【電話】050・3552・0577、【URL】https://yokohama550.wixsite.com/naminokaiへ。
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