国道16号「白根」交差点から、県道45号(中原街道)「ひかりが丘交番前」交差点を結ぶ、市道上白根第99号線(通称・白根通り)。順次拡幅工事が行われている同路線で、ボトルネックとなっている「斉藤橋」付近の工事が、10月30日の完成を目指し進められている。
64%で拡幅完了
白根通りは総延長2・45Kmの重要なバス路線。しかし、道路幅員が狭く、歩道もほとんどなかったことから歩行者の安全が確保できず、大型車両のすれ違いも困難な状況だった。この状況を受け市は1987年から、同路線を6地区に分け、順次拡幅整備する事業に取り組んでいる。
旭図書館付近の「白根三丁目地区」(240m)が99年に完成したのを皮切りに、2004年に「中白根一丁目地区」(白根小付近・340m)、2016年に「白根四丁目地区」(国道16号付近・280m)と「上白根町地区」(中原街道付近・700m)が完成。現在、全体の約64%の拡幅工事が完了している。
渋滞解消と安全確保
現在工事が進められている斉藤橋は、バスのすれ違いが困難な場所であり、歩道もなく、近隣住民から渋滞解消と歩行者の安全確保が要望されてきた。橋の下には中堀川が流れているが、川を覆う形で道路などを設置することは河川法で制限されているため、市は河川を管理する県と調整。道路改良事業の一環として、道路に隣接している、老朽化した護岸の改修と合わせて拡幅と歩道新設の工事を行うことになった。斉藤橋は「白根六丁目地区」(340m)の工事区間の一部。同地区全体では、21年から22年の完成を目指し工事が進められている。
旭土木事務所の担当者は「地域の皆様から早期の開通が求められています。その声に答えられるよう、日々工事を進めていきます」と話す。
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