里山ガーデン(上白根町)内の常設アスレチック施設「フォレストアドベンチャー・よこはま」。新型コロナウイルスの影響を受けるものの、人数制限・検温・アルコール消毒・軍手着用などの感染対策に取り組み、森の施設に明るい声が戻りつつある。
「フォレストアドベンチャー・よこはま」は、民間の資金やノウハウを活用して里山ガーデン内に整備された、市内初の公募設置管理制度(Park-PFI)を導入した施設。昨年9月にオープンし、初年度は目標の8000人を上回る約9000人が足を運んでいる。また、今年2月には同施設を拡張し、MTB(マウンテンバイク)で森の中に造られたコースを走ることができる「トレイルアドベンチャー・よこはま」もオープンしている。
コロナ禍で休業
しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は一変。同施設は市からの要請を受け、3月最終週と4月の第1週の週末を休業。その後、政府の緊急事態宣言により、約2カ月間休業していた。同施設の白井勇喜さんは「例年、3月から5月に掛けて行われる『春の里山ガーデンフェスタ』の時期に休業になってしまったのはとても残念。多くの人が里山ガーデンを訪れるイベントだったので、施設のことを知ってもらえる機会にしたかった」と話す。
同施設は6月から、人数制限・検温・アルコール消毒・軍手着用を行い営業を再開。7月は、一日最多で約350人の利用者が訪れた日があるなど、徐々に客足が戻りつつある。施設は屋外で人と人との距離が保てるため、説明時など密になる時以外は、マスクを外すこともできる。「森の中ですので、日陰が多く風も通り、街中より気温は低いと思います。遠出せずに楽しめるので、HP(ホームページ)で予約の上足を運んでください」と白井さん。
学校課外活動で利用も
新型コロナ感染予防のため、学校の課外活動などが中止される中、市内小学校では同施設の利用を検討する動きもある。「現状、3校からお問い合わせをいただいております。コロナ禍で遠出が難しい中、近場で自然を満喫できるのでご検討いただけているのでは」と白井さんは話す。(問)フォレストアドベンチャー・よこはま【携帯電話】090・4750・0720、【URL】https://fa-yokohama.foret-aventure.jp/
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