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4月18日
複合館として併設される今宿地域ケアプラザと今宿地区センターが4月20日、新たな地域サロン「ENJOY・今宿」を合同で開設した。運営は地域住民によるボランティア団体が担っており、住民自ら交流の場を作り上げるスタイルを取り入れている。
この取り組みは、コロナ禍で自宅に引きこもったまま孤立してしまう人がいる現状を受け、感染対策を徹底した上で地域間交流を生み出すことを目的としたもの。
同地域ケアプラザでは新型コロナウイルス感染症の流行前に「サロン今宿」と称した集いを毎日開催していたが、昨年3月から休止。10月からは屋外に会場を移し敷地内の駐車場で実施してきたが、天候に左右されてしまう難しさがあった。そこで今回、体育室のある地区センターに話を持ち掛け合同で新たな交流の場を立ち上げた。
感染対策として定員80人と人数を制限。座席は1m以上離し、飛沫予防のアクリル板を設置した上で、非常口を開け扇風機をまわすことで常時空気を入れ替える。職員は「感染対策をしっかり行った上でできることをし、地元の人に楽しんでほしい」と語った。
地元民らが運営
地域サロンの運営にあたるのは、今宿地域ケアプラザや地区センターで日頃から活動する地域住民のボランティア団体など。会場の受付やコーヒーの提供、健康測定、レクリエーションと各分野の団体がそれぞれ役割を担って地域交流活動に携わる。
地域ケアプラザのコーヒー講座から発足した団体「ペリゴール」は、サイフォン式の本格コーヒーを来場者に提供。その他、健康診断ブースも設けられ、保健師の立ち合いのもと測定を行う場面も見られた。来場者のひとりは「町内の仲間と1年半ぶりに会えた。ワクチン接種も少しずつ始まっている中で、この催しが希望の始まりのように感じる」と話した。
地域サロンは毎月第3火曜日の午前10時〜午後2時に、今宿地区センター体育室で開催される。参加費100円、コーヒー100円。上履き持参でマスク着用の上、希望者は当日直接会場へ。
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