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公開日:2021.08.12

鶴ヶ峰地区町内会連合会
鼓笛隊が発足60周年
8月29日、旭公会堂で公演

  • 公演に向けて準備する現役メンバーと卒隊生

  • 練習に励むメンバーら


 鶴ヶ峰地区町内会連合会鼓笛隊(綾野弘二代表)が今年60周年を迎え、8月29日(日)に旭公会堂で記念公演を行う。現役小学生メンバーだけでなく、卒隊生も出演し、大きな節目をにぎやかな音で祝う。



 鶴ヶ峰地区町内会連合会鼓笛隊の前身は「鶴ヶ峰自治会こてき隊」。1961年に鶴ヶ峰自治会が廃品回収で得た代金で楽器を購入して発足させた。その後、76年に「鶴ヶ峰地区町内会連合会鼓笛隊」として発展、改称し、今日まで活動を続けている。



 発足当初から市内の様々なパレードや行事に参加して華を添えてきた。最盛期には楽器が足りないほど隊員数が増え、カラーガード隊を作ったこともあったという。「60年間で1千人以上は関わっていると思う」と代表の綾野さんは話す。



卒隊生も協力、出演



 現在は鶴ヶ峰地区青少年指導員が運営し、現役メンバーは9人。卒隊生なども交えて毎週日曜日に3時間ほど練習を行っている。毎年5月に行われる開港記念みなと祭「ザよこはまパレード」や「旭ふれあい区民まつり」、鶴ヶ峰地区の行事などが主な発表の場だが、コロナ禍で行事は軒並み中止。昨年は「ASAHIオンラインフェスティバル」が唯一の演奏の場だった。



 それだけに3、4年前から準備をしてきたという60周年公演への思いはひとしお。「銀河鉄道999」や「パプリカ」などなじみの曲を披露するが、メンバーの希望でYOASOBIの「夜に駆ける」を新たに加えた。テンポが速く難易度が高い曲だが、音楽大学に入学した卒隊生が鼓笛隊用にアレンジし、5月末から練習を重ねてきたという。「親子2代で入団しているメンバーもいる。60年の間に演奏曲なども変化してきた。今の鼓笛隊がどうやって頑張っているかぜひ見てほしい」と関係者は話す。



 今回の記念公演では卒隊生も演奏する。「小さな子が一生懸命演奏する姿はもちろん、卒隊生の聴かせる演奏も見どころ」という。記念公演は8月29日旭公会堂で午後1時から2時30分まで。20日(金)まで観覧者を募集している。申し込みは専用サイト【URL】https://forms.gle/TQ37Es16E68Sobp78から。問い合わせは同鼓笛隊【メール】koteki.tsurugamine@gmail.comへ。

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