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横浜温泉チャレンジャー 21年の歴史に幕 療養泉として親しまれ

社会

掲載号:2021年12月9日号

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アトピー性皮膚炎に悩む人々からも愛された施設
アトピー性皮膚炎に悩む人々からも愛された施設

 開業21年の「地域交流施設 横浜温泉チャレンジャー」(菅原泰洋施設長)=上川井町2287/【電話】045・922・5590=が12月31日に閉店する。天然温泉の同施設は美肌効果の高い泉質が”美人の湯”として評判を呼び、地域住民やアトピー性皮膚炎などに悩む人々から愛されてきた。同施設のスタッフは「残りわずかな期間だが、ぜひ一度温泉に入っていただけたら」と話している。

 横浜温泉チャレンジャーは、社会福祉法人創生会が運営する施設。初代の敷本五郎施設長が掘削会社を営む友人の「ここを掘れば温泉が出る」という言葉を信じ、1993年に源泉を掘りあてた。翌年から隣接する特別養護老人ホーム「あだちホーム」の浴室一室を一般開放、その後2000年に現在の施設がリニューアルオープンした。

 この温泉の特色は、神奈川県温泉地学研究所が「療養泉」として治療用途に適していると認めた泉質であること。特にアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に良いとされ、個別浴室を設けてアトピーに悩む乳児から大人までを受け入れてきた。新型コロナウイルスの流行前までは、自宅で利用するための温泉水を配達する「温泉宅急便」の試みも展開してきた。

 多い時で年間20万人が訪れる盛況ぶりだったが、近隣に他の温泉施設ができたことで現在は年間5万人ほどと4分の1に客足が激減。コロナ禍のあおりを受け売り上げが減少したことから事業継続が困難な状況と判断し、今年いっぱいで閉店することを決めた。

常連客から惜しむ声も

 常連客からは「施設を閉めてほしくない」との声が上がっているほか、皮膚疾患の療養を目的に訪れていた人は「近隣に同様の施設がないので、今後はどこに行けばいいか」と惜しむ声も聞かれる。閉店後に他の施設ができる予定は今のところない。同施設スタッフは「もし温泉を営んでくれる人がいるのなら貸したい」と話している。

 同施設では12月25日(土)から31日(金)までの期間、小学生以下の入浴料が無料になるキャンペーンを実施。31日は午前10時から来店者に甘酒を振舞う(なくなり次第終了)。

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