都岡町のグラウンドを拠点に活動する旭区硬式少年野球チーム「旭リトルリーグ」(島田貴之メジャー監督・高子兼三キャプテン)が、「2021年度秋季インターミディエット野球神奈川連盟大会」に出場し優勝した。投手力と相手の隙を突く走塁で、神奈川県下10チームの頂点に立つ快挙を成し遂げた。
同大会は昨年11月から12月にかけトーナメント形式で行われた。旭リトルリーグは初戦の序盤から順調に点を重ね、藤沢リトルリーグを11対1で下した。山場となった2回戦は過去に悔し涙を飲んだことのある横浜中央リトルリーグとの一戦。5回裏2アウト2塁で迎えた打席で中村颯汰さん(小6)がタイムリースリーベースヒットを放ち、1対0で接戦をものにした。準決勝戦は茅ヶ崎リトルリーグ、決勝戦は青葉緑東リトルリーグと対戦。2戦とも初回から点数を積み上げて、準決勝戦は5対1、決勝戦は9対3で勝利した。
島田監督は優勝の理由を「投手力と走塁で勝ち取った」と振り返る。全試合とも1日に2試合を行うダブルヘッダーで行われ投手の投球制限がある中、高子キャプテン(小6)と勝田陵聖さん(小5)が1回戦・準決勝戦を、エースの細谷恒希さん(小6)と小林勇翔さん(小6)が2回戦と決勝戦を担当。「素晴らしいピッチングと、相手の隙を付く走塁で点を取り、選手たちのポテンシャルに驚いた。今後はバッティングを強化して挑みたい」と話した。
高子キャプテンは「優勝できて嬉しかったし、失点しなかったのが良かったと思う。試合で打てなかったので打撃練習に力を入れたい」と意気込みを語った。
今年4月に創立50年を迎える旭リトルリーグは現在、小学6年生から中学1年生までが属するメジャーに13人、小学3年生から5年生までのマイナーに10人、小学2年生以下のジュニアに6人が所属。今大会にはメジャー選手が参加した。
|
<PR>
旭区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|