就学前の子どもとその保護者が遊びや交流できる場として、横浜市が各区に整備している地域子育て支援拠点。旭区には二俣川に設置されているが、本拠点の機能を補うサテライト施設が4月6日(水)、鶴ヶ峰に開所する。
地域子育て支援拠点は、就学前の子どもとその保護者が無料で遊ぶことができる施設。そのほか施設では交流の場の提供、子育て相談、子育て情報の提供などが行われている。同施設が市内で初めて整備されたのは2006年の港北区。旭区では10年に、市内15番目の施設として「旭区地域子育て支援拠点ひなたぼっこ」=二俣川1の67の4=が開所。現在、市内18区すべてで整備が完了している。
旭区は7番目
「ひなたぼっこ」は開所から10年以上が経過。コロナ以前は1日平均約100人の利用があり、年間では延べ約2万5000人に利用されている。市は本拠点の機能を補完するため、子育て世代が多い区から、サテライト施設の整備を順次進めている。旭区のサテライト施設は18区中7番目の開所となる。
「ひなたぼっこサテライト」=鶴ヶ峰1の7の10ライオンズプラザ鶴ヶ峰3階=は、鶴ヶ峰駅から徒歩6分の便利な場所で開所に向け準備が進められている。通常、サテライト施設の広さは本拠点に対し8割程度となるが、「ひなたぼっこサテライト」では二俣川の本拠点と同等のスペースを確保。本拠点で行われている7つの機能(【1】ひろば、【2】相談、【3】情報、【4】ネットワーク、【5】人材育成、【6】横浜子育てパートナー、【7】横浜子育てサポートシステム)のうち、【1】ひろば、【2】相談、【3】情報の機能でスタートする。また、来年5月には、【6】横浜子育てパートナー(子育てに悩む相談者に専任スタッフが寄り添い、適切な機関の紹介などを行う)の機能も拡充される予定。そのほかの機能は本拠点と一体となって運営される。開館日は火曜日から土曜日(午前10時から午後4時)。利用対象は就学前の子どもとその養育者、妊婦とその家族、子育てを応援する人。利用は無料。「二俣川同様、広々とした施設になっています。コロナ禍でも安心して遊びに来てください」と旭区こども家庭支援課の担当者は話す。
3月末から内覧会
「ひなたぼっこサテライト」の開所を前に、内覧会が予定されている。開催日は3月31日(木)、4月1日(金)、2日(土)、5日(火)の4日間。利用カードを持っていない人は午前10時から11時半、持っている人は午後1時から2時半。
問い合わせは、3月24日までは「ひなたぼっこ(二俣川)」【電話】045・442・3886、3月25日からは「ひなたぼっこサテライト(鶴ヶ峰)」【電話】045・752・8881へ。
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