校舎建て替え工事などが進む都岡小学校(藤本萌校長)で6月4日、同校初のダンスフェスティバルが開かれた。運動会の代わりに企画され、各学年の児童がソーラン節や集団演技「飛翔」などを力強く披露。また、今年度に創立150周年を迎える同校の最初の催しとしての側面もあり、盛り上がりをみせた。
各地域の小学校で運動会シーズンを迎える6月。同校も例年は同時期に運動会を開催しているが、昨年10月から続く校舎建て替え工事が進み、校庭が使用できない状況となっていた。そこで、校庭の空いたスペースを活用した初のダンスフェスティバルを企画したという。
当日は1年生から6年生まで各学年ごとにパフォーマンスを発表。ポンポンを持った創作ダンスや、法被を羽織りながらのソーラン節を力強く踊った。また、6年生は同校で伝統的に踊り継がれてきているという集団演技「飛翔」を披露。演技のスペースが限られていることから、独自のアレンジを加えたという。
フェスティバル実行委員でダンスの指導などに携わった橋本龍優(りゅう)さん(6年生)は「飛翔は指先やタイミングなど細かい部分に気を付けた」とコメント。「勢いよく踊れたと思います」と振り返った。児童運営委員会委員長の井上莉那さん(同)は「ダンスフェスティバルは初めての試みだったけどお母さんたちに見てもらえて思い出に残りました」と話した。
150周年の幕開けに
今年度に創立150周年を迎える同校。藤本校長によると1年を通して記念イベントを企画しているという。また、ダンスフェスティバルは記念イベントのオープニングとしての側面も持ち合わせていると話す。
工事中の看板には、児童や職員が150周年に向けた思いなどを描いた絵を展示し会場を彩った。藤本校長は「校庭が使えずとも、子どもたちにとって何か記念に残る思い出を残してもらいたい」と思いを語った。
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