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旭区・瀬谷区 トップニュース社会

公開日:2022.07.14

2022上半期
高齢者の交通事故増加
特殊詐欺の被害額6千万

 2022年上半期の区内の交通事故と犯罪件数(暫定値)が旭警察署(荒井卓夫署長)から公表された。同署によると1月1日から6月30日までの交通事故の発生件数は270件で昨年より11件増加。刑法犯件数は333件で昨年より37件減少しているが、特殊詐欺の被害総額は約5900万円で前年同時期より5000万円以上増加している。同署ではそれぞれの被害などを減らすため改めて注意を促している。





「二輪車事故に注意」





 全国で交通事故の発生件数が最も多い神奈川県。その中でも旭区は特に多く、横浜市内では鶴見区に次いで2番目に多い状況だ。区内では、昨年と比べ高齢者が関わる事故は87件で10件増加している。同署担当者によると、高齢者が関わる事故で多いのは、横断歩道のない道路を渡るなどした高齢者が走行中の自動車と接触するケース。高齢ドライバーによる追突事故なども多いという。





 また、以前から区内で多かったのが、二輪車の関わる事故。直進する普通自動車と右折するバイクが接触する場合やバイクが普通自動車の脇をすりぬけようとして接触する場合が多いという。





 担当者は「車も歩行者も基本的な交通ルールを守ることが大切。高齢の方は免許返納なども検討していただければ」と話す。安全運転相談は#8080へ電話を。





「固定電話の見直しを」





 刑法犯件数は5年前に記録した601件から半減ほどして333件。治安の改善や社会情勢なども影響したと考えられている。一方で、特殊詐欺は昨年より11件増加。うち一件は、「たんす預金」の2000万円以上をだまし取られるなど、大きな被害額となった。





 担当者は「9割の犯人は自宅の固定電話にかけてきます。旭区では、詐欺対策ができる電話機の購入に対して助成制度もあるので買い替えのご検討を」と話す。





 制度については旭区【電話】045・954・6091まで。

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