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若葉台団地内の商店街「ショッピングタウンわかば」に8月27日(土)、新たな交流活動拠点「Wakka(わっか)」が開所する。新刊や魅力的な中古本がそろい、飲み物も提供される書店のほか、地域住民の交流スペースやコワーキングスペースが備わり、超高齢化と多様性に対応した拠点として期待されている。
若葉台高齢化率50%超
旭区の老年人口(65歳以上)は7万2359人(2021年9月30日時点)で、市内18区中2番目に多い。また、老年人口比率は29・5%(同)で市内3番目に高く、市全体の平均を4・7ポイント上回る状況だ。
中でも若葉台は高齢化率が50%を超え、区内でも高齢化が進む地区の一つだ。持続可能なまちづくりに取り組む若葉台では、高齢者を支える住民活動や子育て層への魅力向上、転入促進などに取り組む一方、団地内の商店街から書店が撤退するなど課題もある。そんな中、団地内で多世代の居場所づくり事業を推進する「認定NPO法人 若葉台」と「神奈川県住宅供給公社」「(一財)若葉台まちづくりセンター」の三者が協力し昨年9月、国土交通省補助事業「住まい環境整備モデル事業」に応募。障害のある人たちの働く場や地域住民の居場所を併設する多様多世代の交流拠点を創出する今回のプランが選定され、整備・開所に至った。
書店求める声多く
新たな交流活動拠点「Wakka(わっか)」が開所するのは、3年前まで別の書店があった空き店舗スペース。地域住民からは「本屋さんができるのは楽しみ」「これまで十日市場などに行っていたので、近くに本屋ができるのは嬉しい」など、"書店復活"に期待する声は多い。
同施設には、新刊・中古本に加え、コーヒー・クラフトビールなどを提供するドリンクスタンドが併設される新しいスタイルの書店「BOOK STAND 若葉台」、障害者の働く場、中高生らの居場所や高齢者の交流の場、新しい働き方に応えるコワーキングスペースが備わる。認定NPO法人 若葉台が運営事業者となり、神奈川県住宅供給公社と(一財)若葉台まちづくりセンターが支援していく。「多くの方たちの思いが詰まった施設。これからも、まちの人たちの"こうしていきたい"という思いを形にし、住民主体の居場所づくりを進めていきたい」と同NPOの白岩正明理事長は話す。
施設の開所を前に8月19日、関係者らを招いた内覧会を実施。旭区連合自治会町内会連絡協議会会長で、若葉台連合自治会の会長も務める山岸弘樹さんは「本屋が欲しいという声はとても多かった。連合自治会としても必要なバックアップをしていきたい」と話した。
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