旭区・瀬谷区 トップニュース社会
公開日:2022.09.22
東亜ガス(株)(上白根町)
地域と合同で防災訓練
協定締結後、初の実施
上白根連合自治会(中野保弘会長)、ひかりが丘団地自治会(根岸好二会長)と東亜ガス(株)(上白根町・田邉利幸代表取締役)が9月10日、同社敷地内で合同防災訓練を実施した。同社が地域と大規模災害に関する連携協定を締結後、初の本格的な訓練となる。
19年から連携
東亜ガス(株)は、LPガスを中心に首都圏で生活全般に関する事業展開を行う企業。同社の所在する上白根周辺は団地も多く、高齢化や人口減少が進むのに伴い、防災の担い手不足などが顕在化していた。そんな中、旭区の懇親会で中野会長と同席した同社の塚本勇太さんが、地域の状況を知り、防災に関する連携協定を打診。2019年に、同社と同連合(連合未加入の自治会町内会を含めた同連合管轄区域内)による「大規模災害時における相互連携協定」が締結された。東日本大震災の後、被災者を受け入れていた、ひかりが丘団地。「被災者から『温かいものが食べられないのがつらかった』って話を聞きました。もしもの時に、東亜ガスさんから燃料などの提供が受けられるのはとても安心」と中野会長は話す。
近隣から約60人が参加
連携協定締結後、新型コロナの影響で多くの人が集まることが難しい状況に。今回、初の本格的な合同防災訓練となった。
当日、会場に集まった地域住民は約60人。防災に関するクイズや旭消防署による消火器体験・煙体験などに参加し、交流を深めた。また、来賓として権藤由紀子旭区長や古川直季衆議院議員のほか、同社の田邉利雄会長が在横浜ハンガリー名誉領事館・名誉領事を務めていることから、ハンガリー大使館からパラノビチ・ノルバート特命全権大使も会場を訪れた。パラノビチ大使は「ハンガリーでも一企業が地域と防災に関する協定を結んでいるのは珍しい」と話した。
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