敬老の日(9月第3月曜日)や老人の日(9月15日)にちなんで、横浜市健康福祉局は16日、市内最高齢者を発表した。
女性の最高齢者となったのが、1909年(明治42年)11月生まれの松本まささん(112歳)。昨年に続き2度目の最高齢者に認定された。
長女の西出康子さん(85)によると、滋賀県に生まれた松本さんは、結婚を機に大阪府へ。戦時中は空襲に遭い、倒れる人々を跨ぎながら逃げるなど辛い経験もしたという。89歳の時に、西出さんが暮らす左近山に引っ越してきて二人暮らしに。その後も、孫娘のいるイギリスへ旅行したり、地域ケアプラザに通って絵を描いたりするなど活動的に過ごす。
5年ほど前に西出さんが病気を発症したため、近隣の施設に入居。現在は感染症対策のため、西出さんとガラスや携帯などの画面越しでしか面会はできず、西出さんを認識するには時間がかかるが、「ありがとう」などと返事をしているという。西出さんは「母は穏やかでカリカリすることがない人。きっとストレスもなく、好き嫌いせずに何でも食べることが長寿の秘訣ですかね」とほほえんだ。
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