プロ野球のドラフト会議が10月20日に都内で行われ、桐蔭横浜大学=青葉区=の吉田賢吾捕手(21)が福岡ソフトバンクホークスから6位で指名された。吉田捕手は横浜商科大学高校=白根=出身。桐蔭横浜大学では主将を務め、硬式野球部をけん引してきた。
持ち味は強打
「身体の力が一気に抜けた。ほっとした気持ちが一番強い」。指名を受けた瞬間の思いを話す。指名6巡目まで進む中、「選択終了が徐々に見えてきて、少しの不安と期待と半々だった。指名していただいて、順位は関係ないということを証明できるようにしたい」と意気込む。ソフトバンクの印象については「本当にすごい選手が多い。ピッチャー、野手にしても球界を代表する選手がたくさんいるチーム。毎年優勝争いをするチーム。ハイレベルなチームの中で少しでも力になれるよう頑張っていきたい」と話す。プレーの特徴、伸ばしていきたいところはについては「バッティングを持ち味にやってきた。課題があるのは守備。打てて守れるキャッチャーになりたい」と話した。プロとしての目標は「3割30本100打点」。そのために「シーズン通して出られるキャッチャーにならないと厳しい。打撃面と年間を通して守っていける守備力をつけて、目標に少しでも近づきたい」。
高校時代もキャプテン
横浜商科大学高校野球部で2年生から正捕手になり、3年生では主将として部をけん引していた吉田捕手。八木澤辰巳監督は「責任感が強く、礼儀正しい人物で、信頼できる勝負強い選手。左右に打ち分ける技術と長打力を生かした打撃で、4番打者でチームに貢献してくれた。強肩捕手として活躍し、第100回全国高等学校野球選手権記念・北神奈川大会では、ベスト4まで進出しています」と当時を振り話した。また、「持ち前の明るさと頑張りで、プロの世界で活躍されることを全校で応援しています」と喜びを口にした。
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