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公開日:2023.04.20

上白根第九自治会
地域で丸ごと参画
旭オープンガーデン

  • 渋谷会長(前列左)ら自治会で植栽や花壇を管理する大原西公園

  • 紫で統一する板橋さん(上)家の周りを鉢植で彩る宮下さん夫妻(下)

 2027年に開催される国際園芸博覧会に向け、旭区全体で盛り上げようと3月25日から始まった「旭オープンガーデン」。個人の庭や地域の花壇などのフラワースポットが自由に見学できる。「白根台第九自治会(渋谷八郎会長)」は自治会ぐるみで参加。イベントの盛り上げに一役買っている。

 同自治会は会員全員が地区内の大原西公園の「愛護会」の構成員で、同公園の樹木の手入れや花壇の管理などを委託されており、2022年4月には緑化推進運動功労者として内閣総理大臣表彰を受賞している。

オープン”タウン”

 自治会でのオープンガーデン参画は、渋谷会長が発案。自治会員が街路樹の花壇を管理する通りを「白根台第九フラワー通り」と命名したほか、個人宅11件がエントリー。自治会で管理する自治会館や公園、小学校の正門まで含め、上白根3丁目地区だけで16カ所で見学が可能になっている。オープンガーデンのパンフレットには白根台エリアだけで3ページに渡り掲載されており、渋谷会長は「オープンガーデンではなく、オープンタウンのつもり」と地域をPRした。

 同自治会の板橋淳子さんは、自宅だけでなく市の許可を得て、歩道の花壇も手入れ。自分の好きな紫色の花で統一している。枯れた花の摘み取りや水やりなど「生き物なので手入れをすれば応えてくれるので嬉しい。『きれいですね』と声を掛けてもらうと、もっと頑張ろう、と励みになる」とほほ笑む。

 宮下昭江さんは家の周りに鉢植えを並べて15年以上になる。「毎日の水やりは大変ですが、新しい苗を見るとつい買ってきちゃう」と笑顔。素焼きの鉢植えは重いためプラスチックに変更。台風など荒天の前には夫の長治さんに「急いで取り込んでもらうの」と仲良く笑った。

「お庭」特別公開

 オープンガーデンは5月28日(日)まで。明日4月21日(金)から23日(日)は、一部の個人宅で庭に入っての鑑賞が可能になる(前記紹介の上白根地区の個人宅は不可)。

 また区政推進課では、オープンガーデン期間中に区内で撮影した花や緑を含む風景写真のフォトコンテストを開催中。応募はツイッターに投稿するか区役所へ郵送(持参可)。問合せは同課(横浜国際園芸博覧会旭区推進協議会事務局)【電話】045・954・6027。

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