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旭区・瀬谷区 トップニュース社会

公開日:2023.06.08

区運営方針
子育て世代が選ぶ『旭区』に
“利便性と自然”更に磨く

 旭区(権藤由紀子区長)はこのほど、2023年度の旭区運営方針を発表した。4年後に控えた国際園芸博覧会の開催などを契機に、豊かな自然と都市の暮らしが共存する区の魅力を磨き「選ばれ続ける『ふるさと旭』」の実現を目指す。また、昨年に引き続き「SDGs未来都市・横浜」の郊外部モデルの構築も目標としている。

 今年3月に開業した「相鉄・東急直通線」による転入・定住促進、旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)で27年開催予定の「国際園芸博覧会」(花博)に向けた機運醸成などに取組む旭区。一昨年、昨年度に引き続き、今年度の基本目標も「子育て世代をはじめ多くの方々に選ばれ続ける『ふるさと旭』の実現」。目標達成に向けた柱として、【1】安全・安心、【2】地域の力、【3】魅力づくりの3つを挙げている。

災害に強いまちづくり

 【1】安全安心では、災害に強いまちづくりを目指し、防災研修会の対象を中学生までに広げる他、災害時医療体制の強化、地域防災拠点への仮設トイレ設置の推進。防犯対策として旭警察署と連携し、詐欺対策電話録音機の貸与、生活環境の保全として、ボランティアによる飼い主がいないネコ対策などに取組むという。

持続可能な取組みをPR 

 【2】地域の力においては地域活動のきっかけづくりを目的とした「あさひみらい塾」開催をはじめ、「あさひのつながり応援補助金」による活動立ち上げへの支援も実施。スポーツや文化芸術活動も支援する。また、SDGsの普及啓発の一環として「旭区SDGs月間(9〜10月)」を設定。区内の多様な活動・取組みをPRし、SDGsにつながる行動の輪を広げていくとしている。

花博契機に魅力発信

 【3】魅力づくりでは、国際園芸博覧会の認知度向上に向け、「旭オープンガーデン」や「旭区フォトコンテスト」の開催をはじめとした、自然豊かな旭区の魅力発信を図る。また、旭区産の野菜を販売する「あさひの朝市」の開催や、オフィス機能を含む働く場として5月に開設した「トリオ左近山」で行う実証実験などを実施。区の魅力を発信し、子育て世代の転入・定住を試みる。

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