7月に横浜グリーンプロバスクラブの新会長に就任した 萩原 瑞己さん 若葉台在住 84歳
いつでも全力で『楽しむ』
○…「プロバスクラブ」は英国で、ロータリークラブをリタイアまたはセミ・リタイアした人らが親睦と相互交流の目的で創立された。横浜グリーンプロバスクラブは今年度、発足10周年の節目を迎える。クラブの設立メンバーでもあり、満を持しての会長就任。来年4月には記念行事を予定している。
○…「会員の親睦と奉仕が目的」のクラブだが『楽しくなければプロバスじゃない』がモットー。釣り、ゴルフ、旅行など同行会活動も盛んだ。会員は現在20人。毎月第1土曜と第3木曜の例会では「せっかく集まったのだから」と参加者全員にマイクを回し、一言声を発してもらう。「奉仕の押し売りは嫌。自分の仕事を一生懸命やろう」とかつてのロータリアンらしく、自らの仕事で社会に奉仕する矜持を忘れない。
○…群馬県高崎の生まれ。大学進学を機に上京。夜学に通い、都内で叔父が開いていた税理士事務所で働いたことが将来を決めた。「不純な動機。儲かって、モテるかなぁと思って」と照れ笑い。当時はまだ算盤を使っていた時代。簿記と税務を勉強し、申告期限に間に合わせるために残業も数多くした。それでも「税務面でアドバイスができるようになると、喜んでもらえるのがやりがいになった」と懐かしむ。以来、半世紀にわたり数多くの事業所の税務を支えてきた。
○…1969年、左近山団地の分譲に当たり、転居。2年後に二俣川に事務所を構えた。知識欲はいくつになっても旺盛で、最近のお気に入りは精神科医・和田秀樹さんのベストセラー『80歳の壁』。書中の50音カルタは「暗記するほど」読み込んでいる。健康に良いことは、酒席や宴席などでさりげなく披露する。これも健康の秘訣。
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