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公開日:2024.01.04
二俣川小150周年
児童主体で「おめでとう」
手作りの演目を披露
二俣川小学校(泉太郎校長)が2023年に創立150年を迎えたことに合わせて、12月23日、児童の演劇やクイズなどを交えてこれまでの歴史を振り返る「150周年おめでとうの会」が行われた。
「一人一人が主役」
横浜FCのマスコットキャラクター「フリ丸」も駆け付けた同会では冒頭、6年生が制作した「バースデーケーキ」とバルーンアートが舞台に登場。会はケーキへの入刀で幕を開けた。
その後は同校で活動するクラブや委員会が、会に合わせた発表を行った。「動画制作クラブ」は、150年間の小学校や日本での出来事を振り返る動画を披露。「演劇クラブ」は150年前にタイムスリップしたという設定で、当時の様子を寸劇で再現した。
6年1組は、小学校の成り立ちを、児童が出演する映像で説明。他にも、創立者や卒業生の数などの小学校に関するクイズを、集会委員会が出題。全校児童が参加し、盛り上がりを見せた。
泉校長は「一緒に祝えて幸せな気持ちでいっぱい。児童が中心となって、手作りの良い会ができたのではないかと思う。今日からの新しい歴史では、みんな一人一人が主役になってほしい」と全校児童にメッセージを送った。
地域総出で祝福
同会にはビデオメッセージも寄せられ、サッカー教室で以前訪れた、横浜FCの橋本健人選手が登場。「歴史ある学舎で記念すべき150周年を迎えたことを誇りに、新たな歴史を刻んでいってほしい」と語った。
卒業生インタビューでは、PTA会長の内田正喜さんらが児童からの質問に答えた。内田さんは自身の小学生時代について「好きな給食のメニューは揚げパン、ソフト麺だった。コマ回しや面子が流行っていた」と当時を回顧。児童たちへは「当時の思い出は今でも覚えている。後に人生にいい影響を与えてくれるはずなので、みんなには思い出を大事にしてほしい」と語りかけた。
また地域で活動する「本村囃子連中」が祝賀に駆け付け、獅子舞などの伝統芸能を披露し、児童たちは釘づけとなった。
同会の最後には、小学校の音楽の授業で歌われている「ハッピー・バースデー」と校歌を、児童や来場者で合唱。全員が一丸となって、会を締めくくった。
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