下瀬谷中学校(村上直幸校長)の生徒会本部役員が2月26日、ピンク色のシャツや装飾品などを身に付けることで「いじめ反対」を意思表示する「ピンクシャツデー運動」を展開した。
同運動はカナダのハイスクールが発祥。男子生徒がピンク色のシャツを着て登校したところからかわれ、いじめに遭った。それを知った上級生が「みんなでピンクのシャツを着ていじめをストップさせよう」とメールなどで呼びかけたところ、多くの生徒が賛同したという。この行動がきっかけとなり、カナダでは2月最終水曜日がピンクシャツデーとなり、その取り組みは世界的に広がっている。
下瀬谷中では2023年度から同運動を開始。生徒会本部役員がポスター掲示や朝会を通じて生徒たちに呼びかけたほか、ピンク色のカードを配布するなどしていた。
2024年度は昨年度の取り組みに加え、生徒朝会や職員会議で啓発してきた。「いじめを未然に防止するために、私たちに何かできることがないか考えました」と会長の小沼航さん。PTAの協力を得て独自ののぼりも作り、「これから毎年使えるようになれば」と永田旭さんは期待する。
26日は登校時間に合わせ、ピンク色のシャツを着用し、のぼりを掲げた役員らが玄関付近で同運動をアピールした。「現状を変えるための行動を起こす力は、これからの僕たちに必要なもの。良い経験になりました」と永田さん。小沼さんは「2025年度も、のぼりを活用するなどして運動を続けていきたい」と意気込んでいた。
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