瀬谷区版 掲載号:2011年6月30日号
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貉窪公園 ホタルの舞に歓声 地域住民 ホタルが自生する谷戸めざす

文化

池の周辺でホタルの自生を促す
池の周辺でホタルの自生を促す

 6月23日、瀬谷貉窪(むじなくぼ)公園(瀬谷区阿久和西3の52)で今年初めてホタルが舞った。同公園では5年前から、「いきものたちの谷戸観察会」(今野紀昭会長)の会員がホタルの幼虫を放流。今年は過去最多のホタルが光った。

 6月23日の夜、公園の池の周りに、20匹以上のヘイケボタルが小さな光を灯しながら静かに飛んだ。幻想的に舞う姿に、観測に訪れた同会の会員らは「放流を始めてからこんなに飛んでいるのは初めて」と興奮しながら目を輝かせていた。

 同会は貉窪公園周辺の環境整備をするため、2006年9月に地域住民を中心に発足。「谷戸を、ホタルが棲んでいた30年ぐらい前の環境に戻そう」と同会の発足当初からホタルの幼虫の放流を始めた。昨年まではヘイケボタルの幼虫を約100匹放流。しかしカルガモや他の生き物に食べられたり、生育環境が合わないなどの理由で9割以上が成虫にならなかったという。

 今年は3月に約300匹を放流。確認しただけでも昨年の倍以上のホタルが成虫になった。今野会長は「放流する数を増やし、数カ所に分けて放流するのではなく、池の周りに固めて放したことが、結果に繋がったのではないか」と分析する。

自生へ試行錯誤

 同会の一番の目標はホタルの自生。ホタル成育の鍵を握るのは、水量と水温、水質。豊富な湧き水を確保できるよう池の壕を深くし、堰を作成した。また毎月、水温や水質の検査を行い、冬は約15度、夏は約20度の水温を保つなど管理する。

 現在、会員たちの心配の種はごみの不法投棄。会員が所属する近隣の自治会で協力を呼びかけているが、根絶はできていないという。

 今野会長は「地元の支援をもらい、ホタル以外の生き物もたくさん見られる場所にしたい」と話した。
 

柔らかに光るホタル
柔らかに光るホタル

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