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瀬谷区 社会

公開日:2011.07.28

顔の見える息の長い支援を
瀬谷の露木さんらが被災地支援活動

  • 刺身とアラ汁の炊き出しに、「生魚が食べられて嬉しい」との声も。自立支援を目的に調理は避難所にいる人が担当、それらを配膳するゆいっこ横浜瀬谷支部のメンバーたち

 「顔の見える息の長い支援を」と、横浜市内の有志で結成された東日本大震災の被災地支援ボランティア団体「ゆいっこ横浜」。瀬谷区内からも、瀬谷支部代表の露木晴雄さん(31)ら15人が、岩手県大槌町安渡地区に物資の支援と炊き出しボランティアに行っている。4月からこれまでに4回、現地で活動を展開。瀬谷の農家から提供された野菜や、ユータカラヤ瀬谷店の協力のもと購入した食材を自家用車に積んで、毎回12時間かけて現地まで運んでいる。



 6月26日には、露木代表と、露木俊宏さん(34)、滝沢章光さん(32)、飯野憲一さん(31)が4回目の支援に現地に赴いた。これまでは自分たちの資金で食材などを購入していたが、今回は瀬谷駅や三ツ境駅前で募金活動を実施。集まった約14万円を活動資金に、食器やタオル、Tシャツなどの支援物資を届けたほか、刺身定食などの炊き出しを行った。「回を重ねるごとに、現地の人とコミュニケーションをとれるようになってきた」と露木代表。「段々と避難所で生活する人も減っている。今後の支援方法を検討しながら、これからも継続して支援していきたい」と話している。



 同会では支援活動の参加者を募集している。問・同会【電話】863・0900

 

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