昔ながらの自然と人付き合い 本郷地区
瀬谷駅北口を出て瀬谷柏尾道路や環状四号線を大和方面に歩くと、程なくして緑の中で静かに落ち着いた街並みが広がる。
本郷地区。かつては自然と田畑に囲まれ、昭和初期には製糸業が栄えていた。現在はほとんどが住宅地だが、木々や畑、史跡など、あちこちで今も残る懐かしい風景を見つけることができる。
昔ながらの様子は「ご近所付き合い」にも。地区には新たな住宅が建ち並ぶ中、マンション内で自治会や老人会、子ども会などを組織し、若い家族も和気あいあいと地域で交流する姿が見られる。本郷地区の住民は「新たに引っ越してきた人が多い地域だが、自然に馴染める雰囲気がある」と話す。
地域の人々が交流するビッグイベントは、大門小学校でのレクリエーション大会と、本郷日枝社で行われるふれあい文化祭。そのほか、各自治会の特徴にあわせて、夏祭りや収穫祭などが行われている。
また、同地区は区内でも犯罪発生が少ない地域。近隣住民同士の繋がりと、昔から残る寺社、青々とした自然に守られて、現在約2500世帯が暮らしている。
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