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瀬谷区 文化

公開日:2011.09.08

瀬谷西高軽音楽部
県大会史上初の秋・夏連覇
女子バンド「桃色ドロシー」

  • 県で2連覇を果たした「桃色ドロシー」。左から岸部恵子さん(Drs)、若月怜奈さん(Gt.)、波木井扶美さん(Vo、Gt)島田香菜子さん(Ba)

 瀬谷西高校(井坂秀一校長)の軽音楽部の3年生バンド「桃色ドロシー」が、8月5日に相模原市で行われた第11回高等学校軽音楽コンテスト神奈川県大会でグランプリを獲得した。



 同バンドは昨年秋に行われた県大会でもグランプリを獲得しており、大会史上初の秋夏2連覇を果たした。また8月23日に1都6県の代表校20バンドが集い、今年初めて日本工学院(東京都)で行われた関東大会でも奨励賞に選ばれた。メンバーは「昨年秋大会での優勝が偶然だったと思われるのは嫌だった。詩や曲作りにこだわったので、グランプリを獲得できてとても嬉しい」と笑顔を見せた。



オリジナル曲は映画がモチーフ



 県内234バンドの頂点に立ったオリジナル曲「襲音〜サイレン〜」。この曲はボーカル・ギターの波木井扶美さんが作詞作曲した曲。波木井さんが大好きと語る映画「サイレントヒル」(2006年、クリストフ・ガンズ監督)をモチーフにしたもの。「映画の中で主人公が娘を探しに、希望を持ち強く進んでいく姿をイメージして作った」と波木井さん。普段書き留めていた詩を本番1カ月前に組み合わせ、完成させた。



 イントロ部分に映画の鍵となるサイレンの音をエフェクターで表現したり、映画の暗いイメージに合わせギターのコードを選ぶなど随所に工夫を凝らした入魂の1作となっている。



果たした昨夏のリベンジ



 昨秋の県大会でグランプリに輝いた時に本紙の取材で語っていた夏のリベンジ。関東大会では「緊張やミスで自分たちの実力を全て発揮できなかったのが悔しい」と話すが、メンバーは11月の県大会でも優勝し、秋・夏・秋の3連覇に狙いを定めている。

 

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