Ｗ杯女子サッカーで世界一に輝いたなでしこジャパンの一員で、瀬谷区出身の上尾野辺めぐみさんの「金メダル祝賀会」が9月24日、原幼稚園で開かれ、同幼稚園の原ＦＣなでしこのメンバーや父母、地元住民らが集まった。



　当日は、地元山谷自治会の北井義会長、阿久和南部連合自治会の相原信行会長、瀬谷区の外ノ池浩志区長らが登壇しあいさつ。地元の盛り上がりとともに、「瀬谷区の宝」とのコメントも飛び出した。



　あいさつに立った上尾野辺さんは「大勢の方に来ていただいて感動しています。結果が出たのは皆さんの声援のおかげ。ぜひリーグ戦の応援もお願いします」と話し、大きな拍手を浴びた。また、上尾野辺さんの幼稚園時代をよく知る原幼稚園の石井和則園長は「めぐちゃんがサッカーをやりたいとお母さんから相談された。これが女子チーム誕生の契機に」と話し「あきらめない姿勢が夢や希望につながる手本になった」と絶賛した。



　閉会後はサイン会や撮影会にも参加し、同幼稚園出身の横浜Ｆ・マリノス栗原勇蔵選手も祝福にかけつけた。



　上尾野辺さんはＷ杯後もリーグ戦、五輪予選とハードスケジュールが続き、新潟を拠点に活動しているため地元入りのスケジュール調整が難航。この日は前日にリーグ戦でゴールを決めるなど活躍の後に瀬谷入りし、翌日にはかつて所属したチームの縁で、なでしこの大野、川澄両選手と大和市でパレードに参加した。