県立旭高校のライフル射撃部(顧問/丸山育司教諭)2年の塚田望美さん(17)=宮沢在住=が、少年女子のビーム・ピストルで国民体育大会(岐阜県)に出場。10月3日の本戦で342点(400点満点)、同日決勝では85・7(109点満点)を記録し、出場16人のうち7位に入賞した。
本戦は1発10点満点で40発、決勝は10・9点満点で10発。10m離れた的に光線を撃ち、合計点を競う。「自己ベストは出なかったが、ベストは尽くせた」と手応えを話す塚田さん。現地入り後、9月27、28日の公式練習では初日に自己ベストの347点(40発)を出したが、「会場の雰囲気にのまれて緊張した」と2日目は調子を落としたという。それでも本戦では「開き直って楽しもう」と好スコアで上位に食い込んだ。「点数アップのためには、場の空気に早く慣れることが大切」と振り返った。
母親は同じ旭高ライフル射撃部の出身。「基本をしっかりやれば点数は出る。あとは心構え」という母のアドバイスは今も生きている。「自分にとってメーンはやっぱり(ビーム・)ライフル。目標は県大会入賞、(ビーム・)ピストルは来年の国体で今回より上位を目指す」。両競技での自己ベスト更新を目指し、地道に練習を重ねていく。
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