創部初の市制覇 原中野球部
部の歴史に名を刻んだメンバー
岸根公園野球場（港北区岸根町７２５）で８月31日、横浜市中学校夏季野球大会の準決勝と決勝が行われた。瀬谷区代表の原中学校（高橋良裕校長）は決勝戦で日野南中学校（港南区）を５―３で破り、横浜市の頂点に立った。
市内の各区を勝ち上がった18校が参加した今大会はトーナメント方式で争われた。西区の岡野中学校などを倒して進んだ決勝戦。初回に３点を奪われる苦しい立ち上がりだったが、２回以降はエース横山貴一君の速球と安定した守備力で幾度のピンチを乗り越え、追加点を与えなかった。守備からリズムを作ると４回に１点、そして６回には４番佐藤明生君のタイムリー２塁打を含む集中打などで一挙４点を奪い逆転に成功。準決勝、決勝戦ともに逆転勝ちの粘り強さを見せ、見事勝利を掴んだ。
同部はこれまでも市の大会で２度３位の成績を収めてはいるが、今回の優勝は創部して初めての快挙。原中野球部の歴史に輝かしい１ページが刻まれた。この優勝で、21日から始まる県大会への出場が決まった。チームワークを大事に、次は県の頂点を目指して練習に励む。
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