卸センター入口交差点 17日から右折禁止に 渋滞解消へ 信号も撤去
市道若葉台第193号線の整備に伴い、国道16号線大和バイパスの卸センター入口交差点の右折が不可能になり、信号機が撤去される。工事は17日未明から行われる予定で、新たに中央分離帯が設置される。
瀬谷、旭、緑3区の区境にある同交差点。片側2車線と右折レーンがある国道16号線は、右折待ちをする車が列をなし、上りも下りも慢性的に渋滞していることが以前から問題視されていた。市道193号線は環状4号線と国道16号線の円滑な通行を図る道路で、横浜市が2002年度から整備を進めている。整備を進める中で道路局や神奈川県警が協議を重ね、昨年度に信号機の撤去が決まった。
無信号化と合わせ、新たに中央分離帯を設置。これにより、交差点の右折と国道横断が不可能になる。同交差点は年間10件ほどの交通事故が起きており、その多くが右折待ちをする車への追突事故だという。今回の措置により道路局の柳井和彦建設課長は「渋滞の緩和や事故の減少が期待できるのではないか」と話した。
同交差点の工事は17日未明から交通誘導員を配置し、車線を1車線に規制して行う。規制は同日朝方に終了する見込みだが、中央分離帯は仮設状態にし、徐々に本設置工事を進めていくという。
迂回路も確保
卸センター入口の信号撤去に伴い、新たに市道と環状4号線を繋ぐ道を開通。国道16号線の上川井方面から、市道193号線、長津田方面へ向かう道を確保した。瀬谷土橋公園入口交差点には横断歩道と信号機を新たに設置し、16日午後1時頃の開通を目指す。
天候等により工事の日程が変更になる場合もある。
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