バンデリージャ横浜 結成後 初の市3位に 個活かすサッカー奏功
第49回横浜市長旗争奪ジュニアサッカー大会が4月27日まで三ツ沢球技場などで行われ、南瀬谷中学校を拠点に活動するクラブチーム、バンデリージャ横浜(岩崎輝紀監督)がチーム結成後、初となる3位に輝いた。
横浜市内の中学校とクラブチームが参加する同大会は、各区の予選を勝ち抜いた18チームがトーナメント方式で勝敗を競った。チームは2007年の結成年から同大会に出場しており、これまでの最高位はベスト8。今大会では区内6チームが出場した予選を、原中学校に3-0、瀬谷中学校に2-1とし、2年続けて区の代表の座をつかんだ。
4月12日から始まった本大会は初戦の上永谷中学校(港南区)に3-2で競り勝つと、大道中学校(金沢区)を4-0で下し、ベスト8へ。横浜FC(保土ケ谷区)との準決勝は、チームの持ち味である個人技を使ったドリブルで攻め立て先制。その後も相手の守備を崩して何本もシュートを打つも追加点が奪えず、後半に同点に追いつかれて延長戦へ。延長戦では互いに譲らず、PK戦にもつれ込み、惜しくも敗れた。
自らも中学2年時に大会に出場し、優勝した経験をもつ岩崎監督は「この大会は市内の中学やチームにとって大事な選手育成の場。悔しい結果だが、今後に繋がる多くのことを学ぶことができた」と話した。
同チームは瀬谷区のほか旭区や泉区の中学生、約60人が在籍している。練習では個人技のレベルアップに重点を置き、一人ひとりがボールに触れる時間を多く設けているのが特徴だ。
チームは全国大会に繋がる第29回日本クラブユース(U-15)選手権神奈川県大会にも出場し、4月29日現在、1回戦で相模原みどりを6-1で下している。
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