横浜隼人中女子卓球部 団体戦 全国で準優勝 4年ぶり3度目
横浜隼人中学女子卓球部が8月22日から25日、徳島県で開催された第45回全国中学校卓球大会(全中)に出場。学校対抗(団体戦)で、4年ぶり3回目となる準優勝に輝いた。また、同高校女子卓球部も8月4日から9日、山梨県で行われた2014年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場し、ベスト16の成績を残した。
全中の出場権を賭けた関東大会を5位で通過した中学卓球部。全中では、関東大会でシングルス準優勝の杉本恵さん(3年)をダブルスで起用するなど、作戦を変更して臨んだ。
予選リーグで強豪、明徳義塾に競り勝つと勢いに乗る。準々決勝で山陽女子(岡山)、準決勝では中間東(福岡)をともに3対1で下し決勝へ駒を進めた。決勝の相手は全中10連覇中の四天王寺羽曳丘(大阪)。全試合ストレート勝ちの四天王寺を相手に、主将の笹尾明日香さん(3年)が1勝をあげるも及ばず。1対3で敗れ、悲願の日本一は持ち越しとなった。
笹尾さんは「大会では今までにないくらい、盛り上がって勢いよく元気よくプレー、応援できた。結果を残すことはできたけど、目標の日本一には届かなかったので、気持ちを切り替えて次に向けて再出発していきたい」と話した。指導する小林秀行コーチ(73)も「全国で決勝まで行ったら必ず勝たないとダメ。絶対に日本一になるという意識を持って、質・量と覚悟で練習を行う」と語った。
そのほか団体戦以外にも、笹尾さんがシングルスで6位に、杉本さんがベスト16に入った。
ベスト16の壁厚く
高校卓球部は団体戦ベスト8を目標に掲げ、3回戦で札幌大谷(北海道)と対戦。1対3で敗れベスト16という結果だった。
そんな中、シングルスで主将の美濃口千夏さん(3年)が8位、秋田佳菜子さん(3年)は14位に。ダブルスでは青木沙也花さん(3年)と鈴木円花さん(3年)のペアが5位に入賞した。
青木さんと鈴木さんは準々決勝を「勝てた試合だった」「思い切りできなかった」と振り返り、「嬉しさよりも悔しさの方が大きい」と声を揃えた。
|
|
|
|
|
|