神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2015年3月5日 エリアトップへ

阿久和北部連合自治会 「見守り合い」で防災を 独自マニュアルを作成

社会

公開:2015年3月5日

  • LINE
  • hatena
配布されたマニュアル概要版(上)と谷戸自治会の初期消火訓練
配布されたマニュアル概要版(上)と谷戸自治会の初期消火訓練

 阿久和北部地区はこのほど、防災マニュアルの概要版を独自に作成し、各戸に配布した。災害時等、いざという時に隣近所で助け合う「見守り合いネットワーク」づくりの一環で、これを基に本マニュアルを作成する予定だ。

 11自治会、約3600世帯からなる阿久和北部連合自治会(高岩敏和会長)ではこれまで、「見守り合い」の地域づくりの実行委員会を立ち上げ、風土作りに取り組んできた。2013年6月には、阿久和向原第二公園に「見守りの家」を住民の手で建設。地域の拠点として、毎朝のラジオ体操や朝市など、さまざまな事業を通して顔の見える地域づくりを行っている。

 今回作成した防災マニュアルは、この「見守り合い」を土台に、地域に即した防災を行うためのもの。約2年前から12人のメンバーを中心に、市の地域防災拠点マニュアルを参考にしながら内容を検討してきた。

 ポイントとして今回記載したのは、地域防災拠点の運営や役割。同地区の防災拠点は原中学校で、震度5以上の地震発生時に防災拠点運営委員会が中心となって開設する。災害時、地域防災拠点は救出救護活動支援のための資機材備蓄や食料等の配布、生活情報の提供場所に加え、「倒壊などにより自宅での生活ができず、また隣近所や自治会内でも生活できなくなった方々が一時的に避難生活する場所」として、マニュアル内では位置づけている。さらに、受け入れ人数に限りがあるとした上で、可能な範囲で在宅での生活を呼びかける内容も盛り込んだ。

 マニュアル作成に携わった清水靖枝さんは、「日頃の見守り合いが重要。その延長に防災がある」と話し、「誰が見ても分かるものでないと。柔軟に内容を変えていく予定」と付け加えた。

 内容をチェックする訓練を経て、各戸に配布されたマニュアルは概要版。3月中を目途に本マニュアルを作成するという。
 

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

<PR>

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook