横浜市と瀬谷区内のおすすめコースと見所が記載された「敬老パス活用マップ」がこのほど完成し、9月25日に発行された。区では、掲載コースを実際に巡る「お出かけ会」を11月頃実施する予定だ。
瀬谷区は、横浜市が70歳以上の高齢者を対象に発行している「敬老特別乗車券(敬老パス)」の交付率が44・1%(昨年度末時点)で市内最下位。市営地下鉄が通っておらず、バス路線が少ないことなども要因の一つとされている。区はこれを受け、パスの交付率を上げると同時に、「お出かけ」による健康づくりや認知症予防に役立ててもらおうと、マップを作成した。
区は今年5月〜6月、市民に対しおすすめコースや見所を募集。応募があった103コースの中から経路を選び、表面に「区内・近隣版」8コース、裏面に「市域版」11コースを掲載。折り畳むとA4の三つ折りサイズとなり、持ち運びにも便利な形に仕上げた。発行部数は5000部。瀬谷区役所を始め、区内の各地区センターや瀬谷図書館など、公共施設で無料配布されている。
区は「敬老マップでこんなところまで行けると知ってもらい、横浜の見所も再発見してもらえれば」と話している。11月頃、コースを実際に巡る「お出かけ会」を実施予定。詳細は瀬谷区役所高齢・障害支援課福祉保健相談係【電話】045・367・5713へ。
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