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公開日:2016.04.07

阿久和西川村さん
ダンスコンテストで入賞
「もっと上を目指したい」

  • 賞状を持ち笑顔の川村さん(左)と梅澤代表

 横浜市内の小中高校生が参加するダンスコンテスト「KSDC2016」が3月26日・27日、港南区民文化センター「ひまわりの郷」で開催。三ツ境のダンススクール「STEP IN THE LIFE」(梅澤愛里代表)所属の川村美優さん=阿久和西在住=が審査員特別賞を受賞した。

 市内の高校生たちが中心となり運営する同コンテストは今年で10回目。「審査員には一流の人たちが揃っていて、レベルの高いコンテスト。皆が一度は目指す」と梅澤代表は話す。スクール内で高校生は川村さんのみ。大会にエントリーするため、現在通う横浜緑園総合高校=泉区=のダンス部の友人に声をかけ、2人組を結成した。川村さんたちが取り組んだダンスは「DLow Shuffle」という楽曲とレゲエを取り入れたオリジナル。2月上旬にDVD審査を通過した。「普段ならサポートするが、今回は自分の力で頑張ってみなさいと、あえて突き放した」と梅澤代表。時間が少ない分は個人練習に力を入れるなど、工夫して取り組んだ。川村さんは「コンテストで失敗し、先生に怒られる夢を見て号泣。だいぶ追い込まれていたのかも。その後は基礎練習に再び力を入れた」と振り返った。

 27日の本選には20チームが出場。川村さんたちは独自のダンスを披露し、審査員特別賞を受賞した。本番は「緊張よりも楽しかった」と川村さん。梅原代表は「前日は中学生のサポートをするなど、周りもよく見えていた。自分の力でつかみ取った賞。すごく嬉しく思う」と教え子の受賞を喜んだ。

「先生のように」

 川村さんがダンスを始めたのは小学6年生の頃。元々ダンスに興味があり、友人に誘われたことがきっかけだった。スクール内に同年代はおらず、大会に出場出来ない時期も。そんな中で獲得した初タイトルに川村さんは、「トロフィーをもらいたかった。うまくなってもっと上を目指したい」と意気込む。以前は前に出て踊るタイプではなかったという川村さん。「先生がダンスで人見知りが直ったと言っていた。自分もそんな風になれたら」と話し、今後もこの賞を励みにレッスンを続けていくという。

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