神奈川県の2017年度商店街魅力アップ事業費補助金の交付対象がこのほど決まり、瀬谷区の三ツ境駅前商店会(川口哲会長)が選ばれた。
この制度は、横浜市で決勝戦が開かれるラグビーワールドカップ2019と東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、商店街の魅力を高める取り組みを支援して、集客力を向上させる狙い。採択されると、事業内容に応じた補助金や、専門家によるアドバイスを受けることができる。今年3月に第1次募集が行われ、審査の結果、14件が選ばれた。
同商店会では今年度、すぐ近くに位置する「白姫神社」を地域資源として活用する。同神社は蚕の神を祭神としており、もとは阿久和地区にあったが、商店会の「先達」らが約60年前に遷座・整備したという。商店会では昨年度に「繭玉」をモチーフにしたおみくじを手掛けており、今年も新たな商品・サービスを開発する計画だ。
また、商店会のオリジナルマスコット「ミックル」について、会員店舗を巡る動画の制作とネット配信、テーマソング作成なども予定している。さらに、聴覚障がい者が買い物しやすいようにと、対応マニュアルや専用ステッカー作成、店舗へのホワイトボート設置、手話教室開催なども進めるという。計画事業費は195万3000円。
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