4月から5月20日にかけて開かれた「横浜市中学校バスケットボール選手権大会」の男子部門で、市立原中学校(高橋良裕校長)が、同大会3年ぶりの頂点に立った。体力を活かした粘り強いディフェンスを武器に大会を制した。
大会はブロック予選と上位チームによる決勝トーナメント方式で、約150チームが出場。昨年度の新人戦で県ベスト4に入った原中は、第1シードとしてトーナメントから参戦した。
体と心 鍛え
「対戦相手が嫌になるぐらい走り続ける。粘りの守備から、泥臭く1点を挙げていくのが原中のスタイル」と幾田登顧問。公立中学ながら関東3位(2014年)と全国出場(同)という実績を有する強さの秘密は、練習での走り込みだ。砂を詰めた重さ2kgほどのペットボトルを両手に持ちながらトレーニングをしている。さらに、我慢強く守り続けるためには心を鍛えることも必要だとして、練習はもちろん、学校生活でも規律ある態度を心がけているという。体格や技術面で抜きんでたスター選手こそいないものの、福井隆之介主将(3年)を中心にチーム一丸となって強豪校と戦う。
試合後半に本領発揮
トーナメント1回戦と2回戦は、それぞれ80点以上を上げて勝ち進んだ。準々決勝の相手は、小学生の強豪ミニバスチームがある戸塚区・名瀬中。原中の守備陣をかいくぐれる高い技術の選手が多く、第1と第2クォーターは拮抗した展開となった。原中がペースを握り始めたのは試合中盤。粘り強い守備によって相手のシュートが落ち始め、そのボールを伊藤港選手(3年)がリバウンドして攻撃につなげることで、得点差を少しずつ広げ65対50で勝利した。続く準決勝と決勝でも勢いを持続し、トーナメントを勝ち上がった。
優勝について福井主将は「ディフェンス意識を高く持って大会に臨みました。1位は、仲間や先生とともに厳しい練習を乗り越えてきたからこそです」と振り返った。
3日から県大会
原中は、今大会の結果によって6月3日(土)から開催される県大会に出場。初戦の相手は秦野北で、3日午後1時から行われる予定。
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