1968年に開校した横浜市立相沢小学校(海老澤孝代校長/児童数330人)の創立50周年式典が、今月18日に同校で開かれた。式典の主役として児童たちが、学校の歴史や地域への感謝の想いを盛り込んだパフォーマンスを披露して、創立50周年に華を添えた。
工夫凝らし、学年発表
同校は、瀬谷小学校区域の児童数が急増したことに伴い、1967年に相沢分校として産声を上げ、翌年に独立開校した。創立にあたっては50数年前、近くの細谷戸住宅の住民有志らが、学校設立の署名活動や市への陳情を展開した。昨年度までの卒業生は、5439人にのぼる。
50周年事業については、児童を中心に職員・地域住民・保護者らが一体となって取り組んできたという。4月に神奈川県警音楽隊を招いたオープニングセレモニーを行い、9月には「相沢小のステキなところ」というメッセージカードを括り付けたおよそ500個の風船を大空に飛ばした。
歴史や感謝織り交ぜ
式典には、50周年実行委員長でPTA会長の東圭さん、同委員会顧問で設置運動に携わった大坪陸男さん(=人物風土記に関連記事)など学校関係者のほか、多くの来賓が出席した。
児童は学年ごとに、「おめでとう スマイル相沢2017」と題して発表。2年生は給食の食糧缶やスプーン、掃除のバケツなど学校で使われていた道具を打楽器として活用し、「だれにだっておたんじょうび」を演奏した。4年生は自分たちの安全が地域住民に支えられているとして、通学路を見守っている大人や子ども110番の家、警察官などに対して「ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。
最後に登場した6年生は、同校で長年にわたり続けられているソーラン節を披露。最後の決めポーズの場面では、歴代の先輩から引き継いでいるという横断幕を高々と掲げた。
式典の最後に、児童代表として挨拶した井上亮太君(6年)は「この50年で5000人を超える卒業生が巣立ったという長い歴史に驚いています」と話し、「これからも相沢小学校を大切にしていきます。私たちを見守り、支えてください」と来場者に呼びかけた。
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