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原中学校男子バスケ部 「小兵」、走力で頂点に 県新人戦で4年ぶり

スポーツ

掲載号:2018年2月15日号

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トロフィーや盾を持ち喜ぶ選手たち
トロフィーや盾を持ち喜ぶ選手たち

 1月に開かれた神奈川県の中学校バスケットボール新人大会の男子部門で、原中学校(高橋良裕校長)が4年ぶりの優勝を果たした。平均身長157cmという小柄なチームながら、練習で培った走力とメンタルの強さを武器に、180cm以上の大型選手が揃う強豪を破り、神奈川の頂点に立った。

平均身長157cmのチーム

 同大会(主催/県バスケットボール協会、県中学校体育連盟)には、地区予選を勝ち抜いたチームが出場。男子は64校がトーナメント戦で優勝を争い、1月14日から27日まで県内各所で試合が行われた。原中は昨年の横浜市新人大会で1位になり、県の切符を手にしていた。

粘り強く戦う

 原中の男子バスケ部は、関東や全国大会に出たことがある強豪。現在は1・2年生合わせて18人が所属している。もともと総合力で戦うチームだが、今シーズンは例年に比べて高身長の選手が少なく、最も大きいのがセンター・小林祐大選手(2年)で172cm。平均身長は160cmを下回っており、幾田登顧問は「これまで以上に粘り強くボールに食らいつき、相手が嫌になるほど走り続ける必要がある」と方針を話す。

 高さではなく、スピードを武器に平面で戦うスタイルを可能にしているのが、トレーニングで培ったスタミナだ。砂を詰めた重さ2kgほどのペットボトルを持ちながら、走り込みや守備の練習を行い、体力や筋力を向上させる。厳しいメニューをこなすことで、我慢強さなども身に付ける。

 「対戦相手が疲れてくる試合後半でも、自分たちはまだまだ動けるという自信が、試合運びや心の安定につながります」と幾田顧問。県大会でも、その実力を発揮して勝ち進んだ。強豪・旭が丘中(寒川町)と対戦した準々決勝では、前半は相手のディフェンスに苦しんだが、後半に試合を引っくり返して66対47で勝利。昨夏の県大会で敗れたアレセイア湘南中学校(茅ヶ崎市)との決勝戦は、4クォーター全てを勝ち越して70対50で快勝した。

 幾田顧問は大会を振り返り、試合中の順応性の高さも目立ったと評価。小林選手や、大会終盤に怪我から復帰したガード・高橋快成選手(2年)などを中心に声を掛け合い、相手の戦い方に柔軟に対応したという。吉松拓海主将(同)は「小さいチームでも優勝できて嬉しいです」と喜ぶ。一方で、「これからは追われる立場になる。プレッシャーもあります」と気を引き締めており、春や夏の大会に向け「シュート精度の向上や、対人ディフェンスの強さに磨きをかけたいです」と意気込んでいる。

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