県内の救急医療の発展に努めた医療団体や個人を表彰する「平成30年度神奈川県救急医療功労者表彰」の受賞者がこのほど決定し、2団体、7個人が選出された。瀬谷区からは(医)天野内科胃腸科外科医院(瀬谷5の14の3)の天野仁さん(61)が受賞した。
消化器外科が専門の天野さんは、1996年から同院に勤務。03年に父親の後を継いで院長に就任し、地域の初期救急医療に貢献してきた。
(一社)横浜市瀬谷区医師会の役員を務めた際には、緊急往診時の医療用自動車の普及や、市立病院と診療所間の連携に尽力。また、(社)横浜市瀬谷区メディカルセンター副理事長を務め、区の医療体制の整備・事業運営に携わってきた。橋戸から二ツ橋町に移転が決まった休日急患診療所について「災害時の拠点としても期待できる」とした。
高齢化が進む瀬谷区について、診療所間の連絡体制の強化や情報発信などの課題に触れながら、自身は「健康第一で、地道にやっていきたい」と謙虚に語った。
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