神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2018年9月27日 エリアトップへ

D-ACADEMY三ツ境自動車教習所 ドローン教室でタッグ 横浜市で初の試み

社会

公開:2018年9月27日

  • LINE
  • hatena
握手を交わす小林代表(左)と依田代表
握手を交わす小林代表(左)と依田代表

 小型無人飛行機ドローンのスクールを都内で開いてきたD―ACADEMY(アカデミー)(依田健一代表取締役/南台)と三ツ境自動車教習所(小林浩代表取締役/二ツ橋町)がこのほど、同教習所を講習会場とするドローンスクールを立ち上げた。自動車教習所で教室が開かれるのは横浜市で初という。

 同アカデミー(【電話】045・520・7556)と同教習所が協力するスクールは、今月18日に開校。無人航空機の安全運航管理者の証明などを行う(一社)日本UAS産業振興協議会の認定を受けている。

 カリキュラムは、測量技術やインフラ設備の点検手法などを学ぶ実践的な内容。教習所での座学と、国内最大規模のフライトエリアという千葉県君津市での実技、計4日間で行われる。受講した警備会社・(株)KSP(中区)の原郁典さんは「ドローンを有効活用した高度なセキュリティを目指しています。現場の生の声を聴くことができ、参考になります」と話した。

有用性を発信へ

 依田代表は2016年に都内でスクールを開校。同アカデミーの講習プログラムは、全国16カ所の教室で行われているという。災害時のドローン活用にも積極的で、16年には瀬谷警察署と協力協定を締結。昨年には警察や消防を交えた訓練を同教習所で開いており、小林代表とも接点があった。

 自動車学校を会場とするドローン教室は近年増えており、県内では小田原ドライビングスクールが今年7月に開校したという。横浜市初となる同教習所での教室は、同アカデミー東京神田校の移転というかたちで実現。今後は月2回ほどのペースで開かれる予定だ。

 小林代表は「これまでは交通安全から地域貢献を目指してきました。災害時にも役立つドローンの人材育成に一役買うことで、防災でも貢献できれば」と意欲を見せる。依田代表は「教習所の教室を使用させていただくことで、教習生がドローンに関心を持ったり、その逆のケースもある。相乗効果が生まれれば」と期待する。また、海外では荷物の宅配から人命救助まで様々な場面でドローンが活用されているとし、「有用性を多くの人に伝えていきたい」と意気込む。

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook