このは（写真上）とシロップの団員たち
瀬谷中学校の演劇部ＯＢ・ＯＧなどで構成される「劇団このは」が12月23日（日）、大和市を拠点とする「劇団Ｓｙｒｕｐ（シロップ）」と合同で「このしろ演劇祭〜カナダより♥を込めて〜」を瀬谷公会堂で開く。
このはは、同部出身の藤川美有羽さんの呼びかけで２０１４年に結成。高校生や社会人が所属し、「演劇の日常化」をテーマに活動している。合同演劇祭は、今年５月に開かれたこのはの公演をシロップの団員が観たことをきっかけとして、「一緒に上演したい」と開催することになった。
このはの演目は、「星生む空にウサギの星を」。絵本作家の夢破れた主人公・ユキが、引っ越しの荷造りをしている最中に、一つだけ願い事をかなえてくれるという謎の”ジョウロ男”に出会う物語だ。藤川さんは「主人公の成長する姿を観て欲しいです。観客の方々に共感や感動を与えられれば」と意気込む。
シロップは「そして誰もいらなくなった」を上演する。寂れたペンションを訪れた大学生６人。宿主不在で豪華な食事が用意されるなか、大学生たちの罪を告白する声が館内に響き渡るというあらすじ。「シロップはコメディが得意な劇団。笑って楽しんで下さい」と藤川さんは呼びかける。
上演時間は午後１時〜４時（30分前開場）。入場無料（全席自由）。
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