阿久和南に2月1日、放課後等デイサービス「ラウレアビレッジ あいりんハウス」がオープンした。運営は、認定こども園二ツ橋あいりん幼稚園を運営する学校法人横浜二ツ橋愛隣学園。理事長を務める梅澤忠実さんの構想が形となった施設だ。
放課後等デイサービスは、障がいのある子どもに対し個々に応じた発達支援を行う場。「あいりんハウス」はハワイをテーマにした内装で、1階に放課後デイ、2階には就労継続支援B型事業所が入る複合型施設となっている。1400平方メートル以上の敷地に、広々とした庭を設置したことも特徴の一つ。「この規模や設備の放課後等デイサービスは全国的にも珍しいのでは」と話す。
障がい者と健常者が同じ場で学ぶ「統合保育」に、50年以上取り組んできた同学園。梅澤さんは発達障がいの子どもたちが充分な環境で教育を受けられていない現状に疑問を抱き、5年前から構想を抱いていたと言う。
8歳になる孫がダウン症であることも決断のきっかけと語り、「誰かがやるのを待つのではなく、出来ることをしないといけないと思った」と梅澤さん。地域の憩いの場を目指し、今後はさまざまなイベントなども企画する予定としている。
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