原中学校が1月に行われた神奈川県の中学校バスケットボール新人大会の男子部門で、昨年に引き続き優勝を手にした。チームの平均身長が157cmと小柄ながらも、日々の走り込みや徹底した守備練習の積み重ねによって大会を制した。
県内64校が出場した同大会の男子部門。県内各地で、1月中旬から下旬にかけて行われた。原中は昨年12月に行われた市大会で優勝を収め、切符をつかんだ。
決勝戦では県選抜の選手がいる厚木中学校と対戦。第1ピリオドを奪われるも粘り強いディフェンスで巻き返し、延長戦まで持ち込んだ。延長戦では、持ち前の持久力を発揮して71対62で勝利した。
昨年末から県外の学校と試合を行い、メンタルや体力を向上させた同校。キャプテンでフォワードの和田陽向(ひなた)選手(2年)は「基礎をしっかり固めてきたことが優勝につながった」と話し「身体は小さくとも体力は負けない自信がある」と今年のチームを語る。
同校で8年間顧問を務める幾田登教諭は「選手たちは3年生が全国大会へ行けなかった悔しさを引き継いで練習に励んでいる。日々の練習が実になっていると感じる」と話した。
シュート力高め次大会へ
次の目標は4月から行われる市中学校選手権大会。夏の市大会のシード権獲得を目指す。今後は引き続きディフェンスを強化しつつ、攻撃力を高めていく。和田選手は「課題となるシュートの成功率を上げて、次の大会に臨みたい」と意気込みを語った。
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