障がいの有無に関係なく誰もが楽しめる”ユニバーサルダンス”を掲げるスクール「スタジオJ」(二ツ橋町)が3月3日(日)、手話をパフォーマンスに盛り込んだ発表会を瀬谷公会堂で開く。プロを目指す難聴のダンサーなども出演する予定で、スクール主宰者の北村仁さんは「ろう者や難聴者の方々とエンターテインメントを身近に感じられる一日にしたい」と意気込む。
主催者「感動共有したい」
同スクールは設立15年。二ツ橋町のビルの一角にスタジオを構え、現在は生徒14人が在籍している。ユニバーサルダンススクールを目指しており、指導者全員が手話を習っているという。
発表会を行うのは初。自身もダンサーで、8年前にろう者のパフォーマンスを見て感動した経験がある北村さんは、「その時に私が感じた気持ちをお客様にも共有して欲しいんです」と企画の意図を説明する。また、生徒たちに地元のステージで踊って欲しいという想いもあるという。
手話通訳も
発表会(午後1時〜4時/入場無料)は、プログラム全般に手話通訳が設けられている。第1部は、国体出場経験のある新体操チームやヒップホップダンスグループなどが出演。第2部は、スタジオの生徒が主役。手話を盛り込んだパフォーマンスが中心となっており、曲の歌詞を表現した手話を織り交ぜるダンスなどが披露される。また、生徒に加えて、難聴者のダンサー、ろう者と難聴者の姉妹などがステージに立つ。「エンターテインメント性に富んだプログラムになっています」と北村さん。「出演者とお客様全員にとって楽しく学びのある一日になるよう努めますので、ぜひお越しください」と来場を呼びかけている。
問い合わせは北村さん【携帯電話】080・4004・3163、【メール】asigaru.sign@gmail.com。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|