2002年に開園した瀬谷本郷公園で、未整備となっている区域の工事が今年1月から始まった。広さ約1・8ヘクタールの区域内には、遊具やはらっぱ広場、ランニングコースなどが設けられる予定。横浜市では2020年度の供用開始を目指している。
各種遊具や広場など整備
同公園の野球場の南側に位置している未整備エリア。市公園緑地整備課によると現段階の計画では、児童向けの「冒険広場」としてターザンロープやクライム遊具などが作られる。背伸ばしや腹筋ができるベンチ、平均台といった健康器具も設置。また、民話などを題材とする「瀬谷歴史かるた」をモチーフにした遊具が設けられる予定。はらっぱ広場や自然観察池もあり、外周部分はランニングコースになる。
17年前に開園
同公園は野球場・テニスコート・駐車場など約3・6ヘクタールの部分が2002年にオープン。未整備区域については地元住民との調整や、公園の南側を流れる大門川の溢水対策工事の影響などがあり、着手が遅れていた。当初は広場や園路に加えてサッカー場を作る計画があったものの、公園へのアプローチ道路を十分に確保できないことから白紙に。住民らと協議した結果、地域利用を中心としたはらっぱ広場に変更することになったという。
市では現在、未整備区域の給排水や電気設備といった基盤工事を行っており、遊具など施設工事は19年度に着手する。供用開始の時期は、20年度を予定しているという。また、現在は周辺道路の工事も同時に進められており、未整備区域の東側の道路が4月上旬まで通行止めになっている。
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