少年少女硬式野球の「瀬谷リトルシニア野球協会」のシニアチーム(中学1年夏〜3年)とリトルチーム(小学5年夏〜中学1年夏)が、7月から8月11日にかけて開かれた県大会でそれぞれ頂点に立った。同チームの県でのダブル優勝は約20年ぶり。
40年以上の歴史がある瀬谷リトルシニア。現在は未就学児から中学3年まで約100人が「シニア」「リトル」「マイナー」(小学3年夏〜5年夏)「ジュニア」(未就学児〜小学3年夏)に分かれ活動している。今夏はマイナーも県3位に輝いた。
優勝で恩返し
シニアの県大会には45チームが出場。瀬谷シニアは速球とスライダーが武器のエース・伊藤大朗選手(3年)を中心とした守備からリズムを作る。
今大会は、昨年秋の南関東大会で敗れた伊勢原と4回戦で対戦。14対6と大勝して勢いづくと、続く準決勝でも強豪の戸塚を相手に3対0と完封勝ちした。二宮大磯との決勝戦は、長打やスクイズなど多彩な攻撃で序盤から得点を重ね、一度もリードを許すことなく8対2と勝利した。
3年生は今夏で引退。浜本駿主将(3年)は「保護者やスタッフの皆さんに、優勝というかたちで恩返し出来て誇らしい気持ちです」と喜んだ。
最後に胴上げを
12チームがトーナメントで優勝を争ったリトルの県大会。瀬谷リトルは、渡部祐主将(中1)や長打力のある滝川颯人選手(同)などを軸とした高い攻撃力を持つ。今大会でも2回戦と準決勝を13対0、10対0と大勝した。
二宮大磯との決勝は初回、滝川選手と平本上太朗選手(同)のホームランで7得点。中盤に追いつかれるも、中継ぎの渡部主将が相手打線を抑えた。そして最終7回裏、松永琳選手(同)がヒットを放ち8対7とサヨナラ勝ちした。
渡部主将は今大会を最後にシニアに移る神康裕監督について「監督を胴上げしたいという気持ちでチームが強くなりました。優勝できて嬉しいです」と笑顔で話した。
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