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瀬谷区 文化

公開日:2019.10.03

熊野神社で湯立神楽
無病息災や五穀豊穣を祈る

  • 笹の葉の束で飛沫を散らす湯座

 熊野神社で9月19日に例大祭が行われ、湯立神楽を見ようと訪れた夫婦やカメラに収めようとする人で賑わった。

 湯立神楽は境内に釜で煮立たせた湯を用いる神事。無病息災や五穀豊穣を祈り、一年の吉兆を占う。現在は金沢区の富岡八幡宮の神職らが中心となって執り行っている。

 当日は扇子に米を載せて四方に撒く羽能(はのう)や、矢を放ち厄災を退ける射祓(いはらい)、笹の葉の束を熱湯に浸し飛沫を散らすことで邪気を払う湯座(ゆぐら)などが奉納された。散歩中に訪れたという区内在住の齋藤悦子さんは「熊野神社の湯立神楽は初めて見た。地元の方々が大切にしてきた行事だと感じた」と話した。

 相澤利彦氏子総代長は「天気にも恵まれ今年も無事に終えることができ、良かった。見に来る人も年々増えているので、今後も続けていきたい」と語った。

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