創立10周年の瀬谷さくら小学校(伴英子校長)で11月8日、子どもたちが企画した「おめでとうの会」があった。ニュース番組仕立てで学校を紹介する映像や児童考案のキャラクター「さくサクラ」が節目に華を添えた。
瀬谷さくら小は2010年4月、当時の下瀬谷小と日向山小の統合によって創立された。現在は児童420人が通う。
「おめでとうの会」は、学校関係者や記念事業実行委員会の網代宗四郎委員長などが見守るなか行われた。冒頭では、学校周辺で咲き誇る桜から着想を得た「さくサクラ」が登場。瀬谷区のマスコットキャラクター「せやまる」も登壇すると、会場から大きな歓声が上がった。
特別映像は、児童が学校の”不思議”を関係者らに取材、レポートしていくという構成。多くの人が親しみやすいように校名の「さくら」が平仮名になったことや、同校伝統のソーラン節の長半纏が2014年度に始まり受け継がれていることなどを紹介した。また、登下校の見守りや学習支援を行う地域住民グループ「学援隊」と「さくらの子応援隊」のメンバーにもインタビューした。
映像実行委員長の山田凜さん(6年)は「皆が(映像に)どんな反応するのか心配だったけれど、楽しんでくれていたので良かったです」と喜んだ。集会実行委員長の菅沼陽依(ひより)さん(同)は同校について「学年やクラスに関係なく仲が良い。下級生の子たちは新入生が入ってきたら優しく学校について教えてあげて欲しいです」と話した。
記念式典も
9日には森秀毅区長や市会議員など来賓を招いた記念式典が行われた。網代委員長は「歴代の校長や教師、地域の皆様の努力により今日を迎えられたことに御礼申し上げたい」と挨拶。伴校長は「保護者や地域の方々に支えられての10周年。今後も子ども達に愛情を注いでほしい」と話した。
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