瀬谷区の防災を推進する「瀬谷火災予防協会」(川口恭正会長)「瀬谷消防団」(鈴木政興団長)「地域防災連絡協議会」(大岡靖之会長)がこのほど創立50周年を迎えた。11月23日に区内で合同式典があり、関係者らは防災の充実に向けて決意を新たにした。
防災3団体は、瀬谷区制が施行された1969年に発足。瀬谷火災予防協会は、協会員の所属する建物の火災予防や、消防に関わる知識や技術の習得などを進めており、現在は196事業所が加入している。
地域住民で構成される瀬谷消防団。308人が4個分団14班に分かれ、火災や自然災害に備えた訓練に励む。地域への防災指導や広報も活動の一つで、年末年始には特別警戒に取り組む。
地域防災連絡協議会は、(財)横浜市防火協会瀬谷支部として活動をスタート。今は約56事業所が所属しており、各地域における防災ボランティアや地域行事を支援している。
式典には関係者のほか、瀬谷区の森秀毅区長や瀬谷区連合町内会自治会連絡協議会の網代宗四郎会長など来賓が多数駆け付けた。50周年の実行委員長を務める川口会長は「防災3団体は地域防災の向上に向け、瀬谷消防署のご指導や地域の方々のご協力のもと絶え間なく活動してきました」と振り返り、「次の50年への一歩を踏み出した私たちに、今後もご指導とご鞭撻をお願いします」と呼びかけた。また、この日は防災3団体の事業に貢献があったとして3個人・2団体が表彰された。被表彰者は以下の通り。※敬称略
▽露木興業(株) 会長 露木重久/大岡靖之/小澤操/(福)朋友会 軽費老人ホーム睦荘/Seya防災ネットワーク
実行委員会では周年事業として、火災による逃げ遅れを防ぐため、高齢者や障がい者が暮らす世帯への住宅用火災警報器の配布を進めている。
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