非行防止や犯罪をした人の立ち直り支援に尽力する「瀬谷区更生保護女性会」(石川伸子会長)がこのほど創立50周年を迎えた。1月29日には西区のホテルで式典と祝賀会があり、会員や来賓など約80人が節目を祝った。
同会は瀬谷区制施行と同じ1969年に設立されたボランティア団体で、現在は100人が所属。非行や犯罪に陥った人たちの立ち直り支援、青少年の健全育成、更生保護への理解促進などを目的としている。
具体的な活動としては、瀬谷保護司会などと連携しながら毎年夏の「社会を明るくする運動」に合わせた街頭キャンペーンや、更生保護施設の訪問などに取り組む。また、啓発事業の一環として1971年から続く「ひまわりバザー」の開催や、「目標に向かって頑張ってください」などのメッセージを添えた押し花のしおりを区内中学生にプレゼントするなどしている。
式典には横浜保護観察所の三本松篤所長や、瀬谷区の森秀毅区長など多くの来賓が参加した。同会から瀬谷区社会福祉協議会や瀬谷保護司会などへの寄付金・協力金の贈呈があったほか、瀬谷区出身の津軽三味線奏者の小山憲斗さんが演奏を披露した。石川会長は冒頭のあいさつで、社会を明るくする運動やひまわりバザーについて触れながら「これからも会員の心を一つにして、なお一層励んでいきたい」と今後の抱負を語った。
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